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ファイナンシャルプランナーの合格率・難易度を分析|勉強方法やおすすめテキストも紹介

最終更新日 : 2023.08.08

ファイナンシャルプランナーは、お金の専門家といわれる国家資格です。

お金に関する職業のスキルアップに役立つ以外にも、自身のマネープランを設計するために取得する方もいて、興味を持つ方は幅広くいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、ファイナンシャルプランナーの合格を目指したい方に向けて合格率や勉強法、おすすめのテキストをまとめました

本記事を参考に、資格取得に向けてぜひ動いてみて下さい。

ファイナンシャルプランナーとは

ファイナンシャルプランナーとは

そもそもファイナンシャルプランナーとは「お金のスペシャリスト」として金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識が問われる国家資格です

「人生100年時代」といわれる昨今、長い人生を快適に過ごすために、また人生の中で起こる大きなライフイベントの事前準備をするために、お金について正しい知識を得て計画を立てる必要があり、誰しもが学んでおいて損はありません。

ファイナンシャルプランナーは学科試験と実技試験に分かれていて、2つの試験に合格して初めてファイナンシャルプランナーと名乗ることができます。

ファイナンシャルプランナーの合格率・難易度

ファイナンシャルプランナーの合格率・難易度

ファイナンシャルプランナーの取得難易度を確認したい方へ、ここからはファイナンシャルプランナー2級・3級の合格率を紹介します

学科試験・実技試験それぞれの合格率を約3年分紹介していきましょう。

ファイナンシャルプランナー2級

ファイナンシャルプランナー2級の合格率は以下の通りです。

  学科試験      実技試験  

(資産設計提案業務)

  2023年5月   48.82%    58.61%
  2023年1月   56.12%    59.53%
  2022年9月   42.16%    56.55%
  2022年5月   49.20%    62.11%
  2022年1月   41.51%    56.33%
  2021年9月   50.56%    60.26%
  2021年5月   55.61%    66.67%
  2021年1月   44.02%    71.01%
平均合格率 48.50%    61.38%

参考:日本FP協会

ファイナンシャルプランナー2級の平均合格率を見ると学科試験が50%以下、実技試験が60%余りで、決して簡単に合格できる資格ではないことが分かります。

「元々金融知識を持っている」「金融関係の仕事に就いている」といった方は、3級を飛ばしていきなり2級を受けるのも1つの手です。

ただしいきなり2級を受ける場合、認定研修の修了者または実務経験2年以上の条件を満たしている必要があります

ファイナンシャルプランナー3級

続いてファイナンシャルプランナー3級の合格率は、以下の通りです。

  学科試験      実技試験   

(資産設計提案業務)

  2023年5月   88.25%    86.83%
  2023年1月   85.25%    88.34%
  2022年9月   80.78%    84.44%
  2022年5月   83.37%    90.33%
  2022年1月   87.01%    90.75%
  2021年9月   84.69%    80.50%
  2021年5月   83.25%    76.65%
  2021年1月   87.92%    86.53%
平均合格率   85.07%    85.55%

参考:日本FP協会

ファイナンシャルプランナー3級は、2級と比べて合格率は高めで、書籍を用いた独学で合格できるでしょう。

勉強方法のポイントやテキストの選び方に注意して、効率良くあなたに合った勉強を進めて下さい。

ファイナンシャルプランナーの勉強方法は?

ファイナンシャルプランナーの勉強方法は?

ここからはファイナンシャルプランナーの勉強方法のポイントとして、以下の3点を解説します。

  1. とにかく過去問を繰り返し解く
  2. テキストは自分に合ったものを選ぶ
  3. 学科試験の難易度が高いことを抑えておく

ポイントを抑えて、合格に近づいていきましょう。

①とにかく過去問を繰り返し解く

ファイナンシャルプランナーの試験対策として、とにかく過去問を解くことが重要です。

試験には毎回似たような問題が出題されるため、理解を深めるためには過去問を習得することが欠かせません。

テキストを一通り読んだら早いうちに過去問に挑戦して、間違えた所をテキストで再度読み込めば、知識が定着しやすくなります

②テキストは自分に合ったものを選ぶ

ファイナンシャルプランナーのテキストはたくさん販売されているので、自分に合ったものを選びましょう。

例えばイラストが多いテキストなら初心者でも理解しやすくなっていて、演習問題が付いたテキストなら実践しながらテキストを読み込めて知識を身に付けやすくなります

本屋に立ち寄り、実際に手に取って中身を確認するのがおすすめです。

③学科試験の難易度が高いことを抑えておく

ファイナンシャルプランナーの合格率の推移を見ていると、実技試験よりも学科試験の方が難易度が高い傾向にあります。

そもそも学科試験は選択問題を出題され、実技試験は具体的な事例を用いた計算問題などが出題されます。

特に2級は学科試験・実技試験の合格率の差が大きいため、学科試験の選択問題の対策を入念に行なう必要があるでしょう

ファイナンシャルプランナー3級のおすすめテキスト3選

ファイナンシャルプランナー3級のおすすめテキスト3選

ファイナンシャルプランナーの勉強に興味が湧いた方へ、ここからはファイナンシャルプランナー3級のおすすめテキストとして、以下の3つを紹介します。

  • おすすめ①みんなが欲しかった!FPの教科書3級
  • おすすめ②FPの学校 3級 きほんテキスト
  • おすすめ③史上最強のFP3級テキスト

それぞれのテキストの良さを確認していきましょう。

おすすめ①みんなが欲しかった!FPの教科書3級

みんなが欲しかった!FPの教科書3級

「みんなが欲しかった!FPの教科書3級」は全ページカラーで印刷されたテキスト集で、シンプルで分かりやすい解説が好評です。

文章だけでは理解しづらい部分を図解やイラストを用いて解説していて、頭に入りやすい作りとなっています

同じシリーズの問題集「みんなが欲しかった! FPの問題集 3級」が発売されているので、そちらとセットで購入するのがおすすめです。

「2023-2024年版 みんなが欲しかった! FPの教科書3級」をチェックする

おすすめ②FPの学校3級きほんテキスト

FPの学校3級きほんテキスト

「FPの学校3級きほんテスト」はユーキャンが出版している、”32日で習得できる”テキストです。

テキストの流れは、まず学習項目を確認した後に本文の学習に入り、その後練習問題にチャレンジしていきます

問題集が欲しい場合、同じシリーズの「ユーキャンのFP3級きほん問題集」とセットで利用してはいかがでしょうか。

「FPの学校3級きほんテキスト」をチェックする

おすすめ③史上最強のFP3級テキスト

史上最強のFP3級テキスト

「史上最強のFP3級テキスト」は1級ファイナンシャル・プランニング技能士の高山氏が監修するテキストです。

直近3年間の過去問の98.4%を正解・的中させたテキストで、1冊あれば効率的に合格を目指せます

なおこちらも同シリーズの問題集「史上最強のFP3級問題集」を発売しているので、ぜひセットで活用してみて下さい。

「史上最強のFP3級テキスト」をチェックする

まとめ:ファイナンシャルプランナーの取得難易度は低め!自分のためにも学習しよう

金融知識が全くない状況からファイナンシャルプランナーに挑戦する方は、まずは3級の受検が適しています。

独学でも十分に合格可能なので、本記事で紹介した書籍を活用してぜひ勉強を始めてみてはいかがでしょうか。

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