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CSSで背景色を指定するbackground-colorの使い方を解説!

最終更新日 : 2022.08.05

CSSは、Webデザイナーにとっては必須のスキルと言えるでしょう。
Webページに様々な装飾を施すことができるCSSですが、今回はWebページの背景色を指定する方法について解説していきます。

背景色の基本的な設定方法や、テキストやボタンに背景色を設定する方法、グラデーションのつけ方まで徹底解説します。

CSSで背景色を指定するには?

それでは、具体的にCSSで背景色を指定する方法を解説していきます。
CSSを記述する方法は、HTMLファイル内に直接記述する方法と、別のCSSファイルを作って読み込む方法の二種類があります。

今回は、こちらのHTMLファイルとは別にCSSファイルを作成し、背景色を指定していきます。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
 <link rel="stylesheet" href="sample.css">
 <title>CSS背景色Sample</title>
</head>
<body>
 <h1>CSSで背景色を指定する方法</h1>
 <p>CSSで背景色を指定します</p>
 <h1>テキストに背景色を指定する方法</h1>
 <p id="text">このテキストに背景色を指定します</p>
 <h1>ボタンに背景色を指定する方法</h1>
 <button type="button" id="button">このボタンに背景色を指定します</button>
</body>
</html>

実際にHTMLとして表示させると、次のようになります。

background-colorプロパティを使用

背景色を指定する時は、「background-color」プロパティを使います。

background-color: (色名);

ページ全体の背景色を変更する際には、「body」要素に設定します。

body {
  background-color: aqua;
}

先ほどのHTMLにこのCSSを適用すると、次のように表示されます。

background-colorの基本書式

background-colorは、次のように記述します。

セレクタ{
  background-color:(色の指定);
}

「セレクタ」で、背景色を変更したい箇所を記述します。
背景全体、見出しのみ、特定のテキストやボタンのみ、といった具合に、柔軟に背景色を指定することができます。

「(色の指定)」という箇所で、様々な方法で色を指定することができます。

見栄えのいい色を選ぶコツ

背景色は、文字の背面に表示されます。
そのため、文字と同系色や、あまりに鮮やかすぎる色を設定すると、Webページそのものが見にくくなってしまいます。

背景色を選ぶ際には、Googleが推奨している「」というガイドラインを参照するのがおすすめです。
https://material.io/design

サイトそのものは英語ですが、日本語の解説記事も多数公開されています。

CSSで背景色を指定する方法

CSSで背景色を指定する際には、色を様々な方法で指定することができます。
ここでは、各方法について解説していきます。

カラーネーム

カラーネームとは、色の名前で指定する方法です。

background-color:white

のように、英語で「red」「white」「black」のように記述する方法です。

カラーコード

カラーコードとは、英数字の組み合わせで指定する方法です。

background-color:#00FFFF

のように指定します。

また、

「#000000」(黒色)や「#FFFFFF」(白色)

のように、6桁全て同じ数字・アルファベットの場合は、

「#000」や「#FFF」

と3桁で指定することもできます。

RGB

RGBとは、赤・緑・青の数値の組み合わせで色を指定する方法です。

background-color:rgb(0,255,255)

のように、

rgb(rの値,gの値,bの値)

を指定します。

RGBA

RGBAとは、先ほどのRGBに加えて色の透明度を指定する方法です。

background-color:rgba(0,255,255,0.5)

のように、

rgb(rの値,gの値,bの値,透明度)

を指定します。

背景色の指定でよく使うパターン

背景色の指定には、背景全体以外にも様々なパターンがあります。
ここでは、それらのうち代表的なパターンについてご紹介します。

全体に背景色をつける

ページ全体に背景色をつけるには、先ほどのようにセレクタとして「body」を指定します。

body {
  background-color: aqua;
}

テキストやボタンに背景色をつける

テキストやボタンに背景色をつける際には、セレクタとして、変更したい要素をそれぞれ指定します。

今回は、HTML内で「id」を指定してある箇所の背景色を変更してみます。

まずは、「id=”text”」で指定しているテキストの背景色を変更してみます。

#text 
 {background-color: #00ffff;
}

こちらを適用すると、HTMLはブラウザ上で次のように表示されます。 次に、ボタンの背景色も変更してみましょう。

#button {
 background-color: #00ffff;
}

こちらを適用すると、HTMLはWebブラウザ上で次のように表示されます。

これで、要素ごとに背景色を指定することができました。

背景色をグラデーションにする

背景色には、単色以外にグラデーションを指定することもできます。
グラデーションを指定する時には、次のように記述します。

body {
 background: linear-gradient((開始の色), (終了の色));
}

「(開始の色)」と「(終了の色)」はそれぞれ、先ほどご紹介したカラーネーム、カラーコード、RGB、RGBAのいずれかで指定します。

また、グラデーションで指定する際には「background-color」ではなく、「background」で記述する、という点に注意しましょう。

それでは、実際にサンプルテキストの背景色にグラデーションを指定してみましょう。

body {
 background: linear-gradient(#f06330, #ffb499);
}

こちらを適用すると、HTMLはブラウザ上で次のように表示されます。

CSSの背景色指定をマスターしてデザインの幅を広げよう

今回は、CSSで背景色を指定する際の基本的な方法について解説してきました。

Webデザインにおいて、背景色の指定をはじめとするCSSの扱いは必須のスキルです。

上手に活用して、Webデザインの幅を広げましょう。

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