目次
- 1 Google Cloud認定資格を取得するメリットや難易度は?
- 2 Google Cloud認定資格の出題範囲や難易度は?
- 2.1 Foundational認定資格
- 2.2 Associate認定資格
- 2.3 Professional認定資格
- 2.3.1 Professional Cloud Architect
- 2.3.2 Professional Cloud Developer
- 2.3.3 Professional Data Engineer
- 2.3.4 Professional Cloud DevOps Engineer
- 2.3.5 Professional Cloud Security Engineer
- 2.3.6 Professional Cloud Network Engineer
- 2.3.7 Professional Collaboration Engineer
- 2.3.8 Professional Machine Learning Engineer
- 3 Google Cloud認定資格の効率的な勉強方法
- 4 まとめ
Google Cloud認定資格は、Google Cloudに関する知識やスキルが問われる公式の認定試験です。
難易度が高く合格率は低いものの、取得できればキャリアアップの大きなチャンスになることからも、取得を検討している方も多いでしょう。
ここでは、Google Cloud認定資格の学習法や資格の種類、メリットを解説します。受験を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
Google Cloud認定資格を取得するメリットや難易度は?
Google Cloud認定資格は、Google Cloud Platform(GCP)のスキルを証明する資格です。
取得することで、それぞれの分野の専門家であることを証明できます。3段階の難易度が存在し、最高難度はさらに専門分野ごとに細分化されます。
Google Cloud認定資格に合格することは可能?
Google Cloud認定資格は専門的な知識が求められるため、比較的難易度の高い試験ですが、合格することは十分可能です。
GCP実務未経験の方でも合格できますが、合格するためにはGCPの基礎的な部分は自分で操作しておく必要があります。
また、難易度が3段階ありますので、時間をかけて段階的にステップアップしていくような取り組み方が有効です。
学習内容としては、ITパスポート試験や基本情報技術者試験などと重なる部分もあります。Google Cloud認定資格に合格するには、他の資格と並行して勉強することもおすすめです。
Google Cloud認定資格の出題範囲や難易度は?
Google Cloud認定資格の受験資格は18歳以上です。
また、Google Cloud認定資格はFoundational(1つ)・Associate(1つ)・Professional(9つ)の3つのレベル区分があります。
特に、9つの試験に細分化されているProfessionalは、それぞれ高い専門性を証明する必要があるため難関です。
それぞれの資格には有効期限があり、期限が切れる前、ないし切れた後に再度試験を受け、資格をふたたび取得しなければなりません。
なお、試験はテストセンターでの受験、もしくはオンラインでの受験を選択できます。
試験の詳細は、以下の公式サイトをご覧ください。
Foundational認定資格
Foundational認定資格は、最も優しい難易度の資格試験です。
Foundational Cloud Digital Leader
Foundational Cloud Digital Leaderの試験時間は90分です。
概要ページ内「ガイド」項目にある4つのセクションから50問出題されます。資格の有効期限は3年間です。
出題範囲は広いですが、深い知識までは問われません。Google Cloudを中心にITやクラウド、セキュリティについてある程度の知識を網羅するとよいです。
ITパスポート試験程度の知識をベースに、Google Cloudについて学べば合格する可能性は十分にあります。
また、Foundational認定資格は模擬試験が設けられていますので、試験で出題される可能性のある内容をおさらいできます。
試験概要は以下の公式サイトからご確認ください。
Associate認定資格
難易度は中間です。6ヶ月の実務経験が求められる程度ですので、ある程度難しいと言えます。
Associate Cloud Engineer
Associate Cloud Engineerの試験時間は120分。問題数は50問で、概要内「ガイド」にある5つのセクションから出題されます。資格の有効期限は3年間です。
基本情報技術者試験程度の知識をベースに、業務レベルのGoogle Cloud知識を学習すると合格に近づけます。
詳しくは以下の公式ページをご覧ください。
Professional認定資格
Professional認定資格には、9つの専門分野に細分化された資格が存在します。
試験時間は120分で問題数は50問。資格の有効期限は2年間と、上記2つの試験と比べてProfessionalのみ短いです。
また、上記2難度と同様に選択式の出題。どの分野についても3年以上の業界経験が求められる程度の難易度です。
Professional Cloud Architect
ビジネス目標を推進するソリューションの安全で信頼性の高い設計、開発、管理
Professional Cloud Developer
Googleの推奨する実践方法とツールでのアプリケーション開発
Professional Data Engineer
データの収集、変換、公開および、データ処理システムの設計、構築、運用化、保護、モニタリング
Professional Cloud DevOps Engineer
開発チームと運用チームの協力関係による開発プロセスの効率的な運用管理
Professional Cloud Security Engineer
安全なインフラストラクチャの設計、開発、管理
Professional Cloud Network Engineer
GCPでのネットワーク アーキテクチャ実装、管理
Professional Collaboration Engineer
エンジニアリングとソリューション。これらの知識を構成、ポリシー、セキュリティ対策へと落とし込む
Professional Machine Learning Engineer
ビジネス上の課題を解決する機械学習モデルの設計、ビルド、製品化
詳細は以下からご確認ください。
Google Cloud認定資格の効率的な勉強方法
ここまで、Google Cloud認定資格の試験概要や難易度を紹介してきました。
ここからは、Google Cloud認定資格に合格するための効率的な勉強方法を解説します。
勉強方法は以下の3つです。
- Google Cloudについて公式の情報に目を通す
- Google Cloudトレーニングを受講する
- オンライン講座を利用する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
Google Cloudについて公式の情報に目を通す
Google Cloud認定資格を勉強するにはまず、Google Cloudについて公式の情報に目を通すのが大切です。
Google Cloudのユーザーガイドは公式ドキュメントに掲載されています。さらに、模擬試験も提供されていますのでぜひ活用してみましょう。
Google Cloudトレーニングを受講する
Google Cloud認定資格の効率的な勉強方法として、Google Cloudトレーニングを受講するのもおすすめです。
Google Cloudトレーニングは、公式で実施されている学習プログラム。
初めて利用する方向けに、30日間の無料のトレーニングトライアルを実施していますのでお得に利用できます。
専門家に直接アドバイスをもらえるなど充実した内容となっていますので、おすすめの勉強方法です。
オンライン講座を利用する
オンライン講座を利用するのも効率的な勉強方法の1つです。
Google Cloud認定資格の試験対策に特化したオンライン学習サイトで、Google Cloudに関する講座があります。
例えば、オンライン学習サービスUdemyはおすすめです。
経験豊富な講師陣によるeラーニング教材が豊富にそろっており、講師に直接質問することが可能です。
スキマ時間を利用した効率の良い勉強をしたい場合は、以下のサイトをチェックしてみましょう。
なお、Udemyを含むプログラミングを無料で学習できるおすすめサイトを、下の記事で紹介しています。興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
【最新版】プログラミングを無料で学習できるおすすめサイト10選!独学のコツは?
まとめ
今回はGoogle Cloud認定資格の学習法、資格の種類やメリットを解説しました。
Google Cloud認定資格は出題範囲が広く、専門的な知識が求められるため難易度が高い試験です。しかし、Google Cloud認定資格を取得するとGCPスキルを証明でき、専門家として認められるため信頼を得られます。
Google Cloudに関する情報を確認し、トレーニングやオンライン講座を利用しながら合格に向けて学習していきましょう。