プログラミングスクールの転職支援を徹底比較！自分に合うスクールはどこ？

プログラミングスクールの転職支援とは？

プログラミングスクールには転職支援がある場合がほとんどです。

では、転職支援とは何でしょうか？

受講生にあう企業の情報を提供し、受講生の希望する企業へ転職できるように支援するサービス のことです。具体的には、キャリアコンサルタントが専門に担当してくれます。そして、面接対策・履歴書添削・キャリア相談などがあります。

わざわざ外部の転職エージェントを利用しなくていいので、学習や転職活動に集中できるメリットがあります。転職エージェントは近年細分化されており、自身にピッタリのエージェントを探すのは一手間かかります。

まずは支援と保証の違いを確認しましょう。

その後、カリキュラムの内容に加えて、具体的な就職・転職活動のキャリア支援の内容を比較します。ご自身の描く将来にぴったりのスクールを選ぶには、情報収集が重要です。

転職支援と転職保証の違い

転職『支援』と転職『保証』の違いは大きく分けて２つあります。

一つ目は、転職出来なかった場合に授業料の返金があるか否か。
二つ目は、年齢制限があるか否かとなります。

一見似ていますが、中身は全く異なりますので必ずチェックするようにしましょう。

転職支援のメリット・デメリット

転職支援の中身を見ていきましょう。転職保証にはないメリットの多いことが特徴です。

転職支援のメリット

プログラミングスクールで受ける転職支援のメリットは、六つあります。

一つ目は、ほとんどのスクールで受けられる点です。転職保証制度を設けているスクールは数が限られています。

二つ目は、転職が成功するように手厚いフォローがあります。例えば、キャリア相談・履歴書や職務経歴書の添削・面接対策・転職先の紹介などです。

面接対策は例えば模擬面接や、面接で聞かれるであろう項目の添削などです。この「面接で聞かれるであろう項目」とは「なぜプログラマーを目指すのか」「なぜ弊社に入りたいのか」「弊社のどのあたりに魅力を感じたのか」「今までの人生で苦労したことは」などの他、専門知識を問われることも多々あります。

特に、志望理由は必ずと言っていいほど聞かれます。自分で効果的な回答を作り上げるのは至難の技ですが、転職支援のカウンセラーが添削をしてくれますので安心です。

また、大半が転職エージェントと連携しているのでスムーズな対応を受けられます。自分で探すとなるとかかる手間がなくなる点は大きなメリットの一つです。

三つ目は、年齢制限がない点です。転職保証があるスクールは、20代までや30代前半までといった制限のあるスクールが大半です。

四つ目は、現役エンジニアと競争して転職活動をする必要がない点です。一般的な転職エージェントは、現役の、つまり未経験ではないエンジニアも転職活動をしています。企業からすれば、未経験より経験者の方が採用後のコスパがいいのです。

しかしご安心ください、転職支援のあるプログラミングスクールには未経験歓迎の企業情報が大量に寄せられています。

五つ目が、ポートフォリオの支援をしてくれる場合がある点です。企業にとって「この応募者がどの程度の能力があるのか、どの程度のやる気があるのか」は非常に重要な要素です。
完全な支援とまではいきませんが、こんな機能や画面が作れると印象がいいといったアドバイスは受けられます。

六つ目は、企業の採用率が高い点です。何故なら、どんなことを学んでいるかが、既にスクール側から企業側に伝わっているためです。
スクールを通さない転職活動だと「この応募者はどんな学習をしてきているんだろう」という疑問が解消しにくく、採用に至らない場合が多いです。

転職支援のデメリット

転職支援のデメリットは、仮に転職が出来なかった場合、授業料の返金がありません。つまり、本人のスキル・やる気・経歴が非常に重要になってきます。

しかし、確かに転職保証は返金がありますが、その分転職先や雇用形態が選べない場合があります。返金の条件が厳しかったり、年齢制限が厳しかったりします。

その点、転職支援はそのような制限はありません。「ここで働きたい！」と思った企業への転職を率直に支援してもらえるのが、転職支援です。

プログラミングスクールの転職支援が合う人の特徴は？

プログラミングスクールと一言で言っても、さまざまな特徴を持っているとご紹介しました。

では、実際に転職支援が合う人というのはどのような人でしょうか？

卒業後にプログラマーになると決めている人

スクールの中には、教養としてプログラミングを学習できるコースがあります。職業は既にエンジニアで、キャリアアップのために受講するケースもあります。そのような人には転職支援は必要ありません。

しかし、現在は違う職業で将来エンジニアやプログラマーを目指す人は転職支援を受けましょう。次の項で理由を説明します。

一人での転職活動に不安がある人

転職できるか不安な人は、ぜひ転職支援サービスや転職保証サービスのあるプログラミングスクールを選んでください。

そしてカウンセラーに不安点や希望を聞いてもらい、最良の転職先を選びましょう。転職に必要な書類の添削、カウンセリング、志望理由、ポートフォリオの作成アドバイスなどメリットは多いです。

特にスクールによっては転職サービス部門を持っていて、非公開求人や独自のコネクションで、有名企業との橋渡しをしてくれるところもあります。

このような機会は、一人で転職活動をしようとすると残念ながら出会うのは難しいでしょう。

返金保証制度を活用したい人

転職保証制度を設けているスクールの場合、転職に不安がある人・例えば未経験者や初心者がプログラマを目指す場合はピッタリです。

なぜなら、プログラミングは合う合わないの相性がありますので、仮に転職に失敗したとしても費用が戻ってくるので進路変更もしやすいためです。

ただし、条件は必ずと言っていいほどありますので受講前の事前のカウンセリングでしっかり確認をしておきましょう。

転職支援受けられるプログラミングスクール5選

今回は転職支援が受けられるスクールを五つご紹介します。

各校の特徴を、転職支援の内容、受講料、学習できる言語、受講スタイル、受講期間、全体的な良い点についてまとめます。なお、情報は変更になる場合がありますので実際に公式サイトでも確認をしてください。

たくさんのプログラミングスクールが転職支援を行っています。それぞれに特色があり、まとめましたのでぜひ参考にしてください。

ネット上の口コミも掲載しています。普段から、レストランやメイク用品などは口コミをみることが多いのではないでしょうか？

これは「他人の評価や経験、乾燥などが判断に有益」な場合が少なくないからです。これは、プログラミングスクールでも同じことが言えます。

ただし全てを真正面から受け止めずに、口コミというものは、あくまでも主観的なものということを忘れないでください。

TECH CAMP

TECH CAMP　公式サイト

DMM WEBCAMP

DMM WEBCAMP　公式サイト

RUNTEQ

RUNTEQ　公式サイト

POTEPAN CAMP

POTEPAN CAMP　公式サイト

GEEK JOB

GEEK JOB　公式サイト

プログラミングスクールの転職支援を選ぶときの注意点

現在プログラミングスクールの数は年々増えています。それぞれさまざまなメリットデメリットがあり、特色やサービスの条件も多様です。さまざまなネット上の口コミをみてみると「合わなくて後悔した」という声は少なくありません。

まずは以下の項目についてしっかり確認をしていきましょう。

年齢制限などの条件がないか

全ての人が転職支援を受けられるわけではありません。

大半のプログラミングスクールは、転職支援の場合、年齢制限を伴いません。しかし、例えばDMMWebcampは30歳未満を支援の対象としています。このように、保証ではなく支援であっても年齢制限を設けているスクールもあります。

他にも東京での勤務が可能な人、期間内に要求される課題をこなしている人、カウンセリングを一度も欠席していないこと、など条件はそれぞれのスクールにあります。

転職支援の恩恵をしっかり受けるためにも、事前のカウンセリングや事前相談で必ず確認するようにしてください。

返金保証のルールは問題ないか

転職保証の場合、一定の条件をクリアすると授業料が返金されるのが特徴です。

しかし、一部のみの返金であったり、例えばTech-campの場合、東京都以外の都道府県に本社を構える企業の面接を受けた場合、返金は一切されません。また、一社内定が出た時点でも返金はされなくなります。

このように、各プログラミングスクールが返金保証にはさまざまな条件を設定しています。

こちらも事前のカウンセリングや公式サイトで確認を必ず行うようにしましょう。

転職先はどういう企業か

転職支援を行うプログラミングスクールへ通う場合、多種多様な転職先が掲載されているか確認をしてください。

残念ながら、一部スクールには限られた企業やあまり質の良くない企業を紹介してくるところもあるからです。

ここで、各スクールの公式サイトをみてください。大手人材企業とタッグを組んでいる、または人材会社を傘下に持つなら紹介先が公式サイトへ公開されています。

プログラミングスクールに通うプログラマーの転職先は、大きく分けて3種類あります。受託開発系企業・自社サービス開発系企業・SES系企業です。

最後にそれぞれの特徴をみてみましょう。

受託開発系企業とは？

受託開発系企業とは、クライアントから発注を受けたシステムやソフトウェアなどの開発を行う企業のことです。

こちらは後ほど説明するSES企業と異なり人の派遣はせず、自社の社員が請け負う契約で開発を受注します、請け負うアンケインの種類は非常に多岐にわたっています。

しかし、請負契約では受注したシステムの完成義務が生じてしまうために、納期に追われる精神的かつ肉体的な拘束時間が増えてしまう傾向があります。また、クライアントの依頼ありきの企業ですので突然親会社から発注を切られてしまう、または依頼が多すぎるといったことが起こりやすいです。

自社サービス開発系企業とは？

自社サービス開発系企業とは、その名の通り自社開発したアプリやサービス、システムを開発、提供する企業です。

自社開発のエンジニアやプログラマーは上流工程から関われ、自社の業務に集中できます。プログラミングスクールの転職希望者の中では、最も希望者が多い傾向にあります。

具体的にはDMM .comやATEAMなどが有名です。

しかし、自社開発といっても大企業だけではなく中小企業も存在し、企業規模はいわゆる「ピンキリ」です。よって、待遇の差がかなり大きくあるのが自社サービス開発系企業のデメリットと言えるでしょう。

SES系企業とは？

いわゆる派遣会社です。

発注元の会社に自社のエンジニアを常駐させて、ソフトウェアやシステム開発を行います。技術者の労働力を提供するのが主流であり、SES企業は大企業から中小企業まで多く存在しています。

自社でプログラミング教育を行う企業も多く、未経験の採用ハードルが低いことが特徴です。

しかし、ブラック企業やいわゆる「使い捨て」などよくない噂が多い業界でもあります。給料は平均的に安く設定されていることが多いです。なぜならSES企業はIT業界の中でも下の方に位置する業者であるためです。

また、上流工程（要件定義をする、マネジメントなど）に関わり辛い、または関わるまでに年数が多くかかるといった側面もあります。SES企業の社員に任される業務の大半がテスト工程・運用監視といったフェーズだからです。

本当に自分の働きたい社風の企業かどうか、スクールのカウンセラーにしっかり情報を共有してもらう、ネットの口コミを参考にするなど対策を取りましょう。

プログラミングスクールを活用して転職を成功させよう！

プログラミングスクールの転職支援を利用する6つのメリットをおさらいしましょう。

・ほとんどのスクールで受けられる点
・転職が成功するように手厚いフォローが受けられる
・年齢制限がない点
・現役エンジニアと競争して転職活動をする必要がない点
・ポートフォリオの支援をしてくれる場合がある点
・企業の採用率が高い点

自身の現状と将来どのようなジャンルの言語を使って、何を作りたいかを明確にした上でプログラミングスクールを選んでください。転職支援サービスや転職保証サポートのカウンセラーたちはあなたの熱意に答えてくれるはずです。