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プログラミング初心者が初めに学ぶ言語としてHTMLが紹介されているのを見たことがあるのではないでしょうか?
「HTMLは独学で習得することができるのか」
「HTMLをどうやって学べばいいのか」
など、HTMLの学習を始める際に上記のような疑問を持つ方もいるかと思います。
結論、正しい学び方をすればHTMLを独学で学ぶことができます。
この記事ではどのようにしてHTMLを独学で習得することができるのか、また独学する際のポイントも合わせて解説していきます。
HTMLの独学を始める前に
HTMLを独学する際には、HTMLとはそもそも何なのか、習得することで何をすることができるのかをまず知っておくと理解をより深めることができます。
HTMLとは
HTMLとは「Hyper Text Markup Language」の4つの単語の頭文字を取った略語で、Webサイト上の文章作成や、作成した文章を整えるために使われる言語です。
HTMLはプログラミング言語だと勘違いされがちですが、厳密にはマークアップ言語に分類されます。
マークアップ言語とは、テキストに見出しや段落などの目印をつける(文章をマークアップする)命令をコンピューターに送る言語のことを指します
HTMLの習得が必要なワケ
エンジニア初心者はまずHTMLの習得が必要だとよくいわれていますが、その理由には以下の3つがあります。
- 習得する難易度が比較的低く、プログラミング言語を学ぶきっかけになる
- 自分好みのWebサイトをつくるためにはHTMLのスキルが必須
- フロントエンドとバックエンド両方を開発することができるエンジニアを目指せる
HTMLで出来ること
マークアップ言語であるHTMLを使うことでWeb上のテキストを視覚的に見やすいように成形することができます。
具体的には、文章を整える際にタグ(<>)と呼ばれるものをつかってコンピューターへの命令文を書きます。
例えばリンクを挿入する際は<a>タグを用いて、<a href=”リンク”>と記述します。
このようにタグを使うことで文章に見出しをつけて段落で分けることができたり、強調したい文字を太字にすることができたり、リンクや画像を挿入したりすることができます。
HTMLのおすすめ独学方法
HTMLは他の言語と比べて習得難易度が比較的低いため、きちんとした学習方法をおこなうことができれば十分独学で学ぶことができます。
具体的には、HTMLの基礎を習得するために必要な時間は20〜30時間と言われています。
ここではHTMLを独学するのにおすすめな方法を3つ紹介していきます。
無料・有料のプログラミング学習サイトの利用
最近プログラミングを学ぶことができる学習サイトがWeb上にたくさんあり、そのほとんどのサイトでプログラミング学習の基礎としてHTMLの教材が用意されています。
無料で提供されている学習サイトも多数あるため、それらを利用することで独学でもHTMLの基礎を学ぶことができます。
動画を使って学習できるサイトもあるため、自分が学びやすいと感じるサイトを用いて学ぶようにすることがオススメです。
初心者向けのテキストを使う
プログラミング初心者のためにHTMLについて詳しく解説しているテキストがたくさん出版されているため、それらを使うことで学習をすることができます。
テキスト学習はネット環境が無くても学習をすることができるため、通勤時間などの隙間時間をうまく使って学ぶことができます。
書籍は基礎からしっかりと解説されていて、使用例などが視覚的にわかりやすく説明されているものを選ぶことがオススメです。
Webアプリの活用
HTMLはWebアプリ上でも学習をすることができます。
アプリ学習はネット環境さえあればどこでも気軽に学習できることがメリットです。
代表的なWebアプリとしてProgate(アプリ版)やShareWisがあります。
どちらも無料で学べるプランがあり、手軽にHTMLのアプリ学習を体験することができるのでおすすめです。
Webアプリ学習では基礎的な部分しか学習できないため、書籍や学習サイトを合わせて使うことでより実践的なスキルを身につけることができます。
HTMLを独学で学習する際のポイント
HTMLを独学で学習する方法について詳しく解説してきました。
3つのポイントを意識することでより効率的に学習をすすめることができます。
- 目標を明確化する
- 自分のレベルに合わせた学習方法
- HTMLエディタで効率的なコーティング
それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。
目標を明確にする
HTMLを独学で学ぶ際には「Webデザイナーを目指したい」、「自分のサイトをより自分好みにカスタマイズしたい」など明確な目標をもつことが大切です。
目標を明確にすることで、達成することができるように最適な道のりで学習を進めることができますし、途中で学習を投げ出してしまうこともなくなるでしょう。
自分のレベルに合わせた学習方法
HTMLを習得するためにはコツコツと技術を積み上げていくことが重要です。
自分がどの程度HTMLを理解しているのかをしっかりと知った上で、そのレベルに合わせた学習方法から徐々にレベルを上げていくことがオススメです。
また学習をする際には、実際に手を動かしてコーディングをすることでより知識が身に付きやすくなります。
HTMLエディタで効率的なコーティング
コーディングをする際の記述ミスを防ぐためにHTMLエディタを使うことで、タグやコードのミスが視覚的に見やすくなり、効率よく作業をおこなうことができるようになります。
初心者の方でも使いやすいHTMLエディタとして以下の3つがオススメです。
- ATOM
- サクラエディタ
- Visual Studio Code
HTMLの独学は自分に合った学習方法で!
HTMLを習得することで出来ることから、独学で学ぶ際の学習方法、そして学習する際のポイントまで詳しく解説してきました。
HTMLは他のプログラミング言語と比較しても学習がしやすく、独学でも十分に習得することができます。
様々な学習サイトでHTMLを学ぶことができるため、是非自分に合った学習方法を探して学んでみてはいかがでしょうか。