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Microsoft認定資格(Azure)に合格するのは難しい?資格の種類と取得に必要な時間、合格するコツを教えます!

最終更新日 : 2023.08.21

Microsoft認定資格(Azure)に合格するのは難しい?資格の種類と取得に必要な時間、合格するコツを教えます!
「Microsoft認定資格(Azure)って合格が難しい?」
「Microsoft認定資格(Azure)のそれぞれの試験って何が違うの?」

Microsoft認定資格(Azure)と聞くと、上記のような悩みを持つ方も多いのではないでしょうか?

Microsoft認定資格(Azure)は、Microsoftが提供するクラウドコンピューティングプラットフォーム「Azure」に関する専門知識を証明するための資格です。

Microsoft認定資格(Azure)にはさまざまな種類があるので、自身のレベルに適した資格を選んで受験できる点がメリットです。

この記事ではMicrosoft認定資格(Azure)の概要から、おすすめの勉強方法にいたるまで詳しく解説していきます。

Microsoft認定資格(Azure)とは?

Microsoft認定資格(Azure)とは?
Microsoft認定資格(Azure)は、Microsoftが提供するクラウドコンピューティングプラットフォーム「Azure」に関する専門知識を証明するための資格です。

Azureのようなクラウドコンピューティングプラットフォームは多くのビジネス現場で利用されており、クラウド技術の需要は年々高まっています。

需要の高まりに伴って、Azureに関する認定資格はスキルの証明価値が今後高まる可能性が高く、年収アップも期待できます。

Microsoft認定資格(Azure)には初級、中級、上級レベルがあり、それぞれにさまざまな種類の資格があります。

レベルが高くなるにつれて、Azureに関するより専門的な知識が求められるので、資格難易度も上がります。

資格によって難易度が異なるので、一概に言えませんが、初級レベルなら10時間程度、上級レベルになると100時間程度の勉強時間が資格取得の目安となります。

Microsoft認定資格(Azure)の種類と難易度

Microsoft認定資格(Azure)の種類と難易度
Microsoft認定資格(Azure)は難易度別に以下の3種類に分けられます。

  • 初級(Fundamentals)
  • 中級(Associate)
  • 上級(Expert)

初級(Fundamentals)

Fundamentalsは、Azure初心者向けの資格であり、Azureに関する基礎知識を持っていることを証明できる資格です。

試験難易度は低く、資格取得までの勉強時間の目安は10〜20時間程度です。

試験時間は60分、問題数は40〜60問、出題形式は選択問題やドラッグ&ドロップ問題となっています。

Fundamentals試験には以下の3種類があります。

Azure Fundamentals(AZ-900)

AZ-900は、クラウドの概念や、ワークロード、Azureのセキュリティとプライバシーなど
Azureの基礎知識を証明できる資格です。

Azure AI Fundamentals(AI-900)

AI-900は、Azureで人工知能(AI)や機械学習を使ったソリューションを作成するためのツールとサービスに関する知識を評価する資格です。

Azure Data Fundamentals(DP-900)

DP-900は、Azureにおけるデータの取扱いに関する概念やデータベースを利用したソリューションを作成するためのツールとサービスに関する知識を評価する資格です。

中級(Associate)

Associateは、Azure中級者向けの資格であり、Azureにおける特定の分野やロールに関するより専門的な知識を持っていることを証明できる資格です。

Associateの資格を取得すれば、Azureを利用した開発や管理ができるようになるレベルだといえるでしょう。

より専門的な知識が必要となるので、資格取得までの勉強時間の目安は40〜60時間程度となります。

また試験時間は180分、40〜60問の選択問題やシミュレーション問題が出題されます。

Associate試験には以下の9種類があります。

Azure Administrator Associate(AZ-104)

AZ-104は、Azureの実装から管理、監視に至るまで、Azureに関して幅広い専門知識を持つ管理者としてのスキルを証明する資格です。

Azure Developer Associate(AZ-204)

AZ-204は、Azureにおけるアプリケーションやサービスの開発者としてのスキルを証明する資格資格です。

Azure Network Engineer Associate(AZ-700)

AZ-700は、Azureにおけるネットワークインフラの実装やセキュリティの管理など、ネットワークエンジニアとしてのスキルを証明する資格です。

Windows Server Hybrid Administrator Associate(AZ-800/AZ-801)

AZ-800/AZ-801は、共にWindows Server管理者としてのスキルを証明する資格です。

AZ-800ではWindows Serverの管理と運用、AZ-801では、実装と監視の知識が求められ、AZ-800とAZ-801の2つの試験に合格することで資格取得が認められます。

Azure Security Engineer Associate(AZ-500)

AZ-500は、クラウド上での管理やセキュリティの保護など、エンジニアとしてAzureのセキュリティの知識を持っているのかを証明する資格です。

Azure AI Engineer Associate(AI-102)

AI-102は、機械学習や自然言語処理などAzureにおいてAIソリューションを作成するためのより専門的な知識を持っているのかを証明する資格です。

Azure Data Scientist Associate(DP-100)

DP-100は、AIソリューションの中でも、機械学習におけるデータやモデルのトレーニング方法や管理方法についての知識を証明する資格です。

Azure Data Engineer Associate(DP-203)

DP-203は、Azureにおけるデータの処理に関するより専門的な知識を持っているのかを証明する資格です。

Azure Database Administrator Associate(DP-300)

DP-300は、Azureにおけるデータベースの管理者としてのスキルを証明する資格です。

上級(Expert)

Expertは、Azure上級者向けの資格であり、Azureの高度なスキルや知識を持っていることを証明する資格です。

Expertの資格を取得すれば、Azureを利用したより専門的な開発や管理ができるようになるレベルだといえるでしょう。

Associateの資格と比べてもより専門的な知識が必要となり、難易度も高いので、資格取得までの勉強時間の目安は80〜120時間程度となります。

またAssociateと同様、試験時間は180分、40〜60問の選択問題やシミュレーション問題が出題されます。

Expert試験には以下の2種類がありますが、特定の資格を取得していることが受験の条件となっているものもあるので注意しましょう。

Azure Solutions Architect Expert(AZ-305)

AZ-305(旧AZ-303/304)は、Azureにおけるアーキテクトのエキスパートとしてのスキルを証明する資格です。

ただしAZ-305はAZ-104を取得していなければ受験できません。

Azure DevOps Engineer Expert(AZ-400)

AZ-400は、Azureにおけるインフラエンジニアおよび開発者としてのスキルなどを証明する資格です。

また加えてAzureをビジネスで活かすための戦略に関する知識も求められます。

Microsoft認定資格(Azure)の勉強方法

Microsoft認定資格(Azure)の勉強方法
ここでは、Microsoft認定資格(Azure)の資格取得に役立つ勉強方法について詳しく紹介していきます。

自身のレベルに合った資格の取得を目指す

自分のMicrosoft Azureに関する知識レベルに合った、資格の取得を目指すことが大切です。

Azureについて何も分からない、ほとんど知識がないという方は、Fundamentals(基礎)レベルの資格をまずは目指してみてください。

Azureについての知識をすでに持っていたり、目指す方向性が明確だったりする人はAssociateレベルなどより難易度の高い資格を目指すとよいでしょう。

また自身の知識レベルが分からないという場合は、後で紹介する模擬試験サービスで実際に試験を解いてみたり、AzureポータルでAzureの操作を体験してみたりするとよいでしょう。

模擬試験や過去問題を解く

模擬試験や過去問題を解くことで、実際の試験形式や難易度に慣れることができるだけでなく、自身の知識の不足部分を確認し、再度学習し直す際に役立ちます。

また「Whizlabs」や「MeasureUp」のような模擬試験サービスを利用することもおすすめです。

またAzureに関する公式ドキュメントやブログも積極的に参考にしてください。

公式ドキュメントには、Azureの機能やサービスに関する詳細な情報が記載されており、理論的な知識を深めるのに役立ちます。

また、Azureのエキスパートや実務経験者のブログも多く存在し、実際の運用経験やベストプラクティスを学べます。

実践的な演習を行う

Microsoft認定資格(Azure)を獲得するためには、実践的な演習が欠かせません。

理論だけでなく、実際にAzureの操作を体験することで、確かなスキルを築くことができます。

実践的な演習をするためには、Azureの操作を実際にできる「Azureポータル」や「CLI」を利用してみることがおすすめです。

また「ハンズオンラボ」や「チャレンジラボ」などで、実際のソリューションの構築に挑戦してみてもよいでしょう。

まとめ

Microsoft認定資格(Azure)は、年々需要が高まっているクラウドコンピューティングの専門知識を証明するための資格であり、取得することで年収アップが期待できます。

また基礎からエキスパートまで様々なレベルの資格があり、資格の種類も多いので、自身のレベルに合った資格を選んで受験することができます。

しかし種類が多い分、資格の内容やレベルに適した学習をしなければいけません。

公式ドキュメントやオンラインコース、模擬試験サービス等、さまざまな学習サービスがあるので、それらをフルに活用してみることが合格への近道です。

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