「プログラミング独学は、挫折率が9割」と言われており、独学はできないものだと思っていませんか。
独学でもきちんと順序立てて学んでいけば、学習継続は可能です。
今回はプログラミングを無料で学習するために必要なものや、独学を効率的に行なう流れを紹介していきます。学習意欲のある方に必見の内容ですので、ぜひご覧下さい。
プログラミングを無料で学習は可能？
プログラミング学習は、高額な費用をかけなくても始められます。
まずは学習の前提知識から紹介していきます。
プログラミング初心者でも独学で学べる
プログラミングは一見難しそうに感じますが、独学でも始められます。
今インターネット上には、多くの無料教材があります。
ゲーム感覚でできるものや動画で見やすくなっているもの、豊富にプログラミング言語を取り扱う学習サイトなど様々。それらの中から自分に合ったものを選べるのです。
無料教材からでも、かなりの知識が得られるでしょう。
習得の目安は約1,000時間
プログラミングスキルを実務レベルまで身に付けるためには、約1,000時間が必要だと言われています。
期間にすると1日2時間勉強する方は、1年4ヶ月以上の時間を要するのです。
プログラミング独学は「根気強く学習継続できるか」がポイントになります。
独学はモチベーションが鍵
プログラミング独学は、モチベーションの維持がポイントになります。
学ぶ言語にもよりますが、スキルを習得するにはかなりの時間を要します。更には分からない所があっても、自身で解決する必要があるのです。
独学でモチベーションを維持するためには、先の目標を明確にするのが近道。先の目標に向かって、一歩ずつ道筋を辿っていきましょう。
プログラミングを無料で学習するために必要なもの
プログラミングの教材費は無料でも学習できますが、他に最低限必要なものがあります。
ここでは学習に必須の3点について解説していきます。
スペックを考慮したPC
プログラミングにはスペックを考慮したPCが必要になります。
スペックが低いものだと、動きが遅くなり学習に支障をきたす可能性があるのです。
PCは以下の条件を満たすものを推奨します。
- CPU：i5以上
- メモリ：8GB以上
- ストレージ：256GB以上（SSD）
OSはWindowsかmacOSがありますが、作るものによって適したものが異なります。
ゲーム開発を行なう場合はWindows、アプリ開発を行なう場合はmacがおすすめです。
安定したインターネット環境
プログラミング学習には、安定したインターネット環境が必要になります。
自宅で安定した回線で学びたい方には「光回線」が良いでしょう。
PCを持ち歩き、様々な場所で学びたい方には「モバイルWi-Fi」がおすすめ。
実はインターネット環境がなくても、コーディング自体は可能です。しかしファイルのダウンロードや不明点を調べる際には必要不可欠でしょう。
安定したインターネット環境がないと、学習を進められなくなるのです。
モチベーションのコントロール
一人でコツコツ学習を続けるため、モチベーションの維持は非常に難しいでしょう。
誰にも監視されていない状況で、淡々と学び続けるのは至難の業。
モチベーションを維持するおすすめの方法は、SNSでプログラミング学習をする仲間作りです。
更にプログラミング学習の”先生”のような存在を見つけると、分からない事を教えてくれて、効率良く学べるでしょう。
プログラミングを効率よく学習する6つの手順
前提知識として「プログラミングを無料で学べるのか」と「学習に必要なもの」の2点を紹介しました。
ここからはプログラミングを効率的に学ぶ手順を6つに分けて解説していきます。
①プログラミングの目的を明確にする
まずはプログラミングを学ぶ目的を明確にしましょう。
プログラミングを学んだ後「どうなりたいのか」「何を作りたいのか」をはっきりさせるのがおすすめ。目的を明確にさせることで、学ぶ道筋が決まってくるのです。
②学習したいプログラミング言語を選ぶ
目標を達成するためには、どんなプログラミング言語を習得すべきなのか調べていきましょう。
初心者にも学びやすいプログラミング言語や、環境構築が難しいプログラミング言語などレベルは幅広くなっています。
中でも初心者が習得しやすいおすすめのプログラミング言語は、「PHP」と「JavaScript」です。
PHPはSNSサイトやECサイト、予約システムを作ることができます。そしてJavaScriptは動きのついたWebサイトや、スマホアプリなどが作れます。プログラミング言語を決める参考にして下さい。
③学習内容に合った教材を選ぶ
習得すべきプログラミング言語が決まったら、教材を選びましょう。
そのプログラミング言語が学べるかどうかだけでなく、何が作れる教材なのかを確認しておきましょう。
④プログラミング言語の基礎文法を理解する
教材が決まったら、プログラミング言語の基礎文法から学んでいきます。
問題に正解することを重視せず、文法を理解することが大切です。理解できるようになるまで、何度も学ぶと良いでしょう。
⑤サンプルWebサイトやアプリを作る
学んだプログラミング言語を使い、サンプルサイトやアプリを作りましょう。
スキルはアウトプットすることで記憶に残り、楽しめるのです。
実際に制作する過程では、文法学習では得られなかった「気付き」があります。
⑥ 少しずつでもコツコツ進める
プログラミング学習は、毎日継続することがポイントです。
一日空けてしまうと学習しない習慣が癖になり、挫折に繋がると言われています。
毎日少しずつでも継続し、前に進めることが重要なのです。
独学が不安ならプログラミングスクールもおすすめ
プログラミングを無料かつ独学で学ぶ方法を紹介してきました。
まずは順序に沿って学習の計画を立てます。その後は自分を鼓舞しながら、毎日少しずつ継続することが大切です。
それでも独学が不安な方には、プログラミングスクールの受講がおすすめ。
プログラミングスクールはゴールまでの最短ルートを示してくれるので、迷わず学習を進められます。学習を進めている途中、分からない所があればエンジニアの講師が教えてくれます。
更に受講生同士のコミュニティを展開しているところもあり、仲間と関わりながらモチベーションを維持できます。
プログラミングスクールには、挫折しにくい環境があるのです。
プログラミングスクールは様々な価格・サポートのところがありますので、自分に適したプログラミングスクールを選びましょう。
一人ひとりに合った学習方法で、楽しくプログラミングを学べる方が増えるよう願っています。
