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システムアーキテクト試験のおすすめ勉強法と難易度は?

最終更新日 : 2023.03.28

「システムアーキテクト試験の難易度はどのくらい?」
「システムアーキテクト試験の勉強法が分からない」
このように悩んでいる方はいませんか?

システムアーキテクト試験は情報処理技術者試験の中でも難易度が高いと言われているため、勉強法が非常に重要となります。

そこでこの記事ではおすすめの勉強法を紹介します。システムアーキテクト試験の受験を考えている方は、今回紹介する勉強法を参考にしてみてください。

システムアーキテクト試験とは?

システムアーキテクト試験は国家資格のひとつで、情報処理技術者試験の中でも最も難しいと言われています。

ここではまず、システムアーキテクト試験とは何なのか、システムアーキテクト試験に受かることは可能なのかを解説します。

IT系国家資格の最高峰、高度情報技術者試験の一つ

システムアーキテクト試験はIT系国家資格の最高峰と言われるほど、難易度が高い試験です。

また高度情報技術者試験のひとつで、毎年10月に開催されています。情報処理技術者試験の中で最も難易度が高く、過去10年の合格率が15%の難関資格試験(2023年現在)です。

ITSSと呼ばれるITスキルのレベルを表す指標がありますが、情報処理技術試験はレベル1〜レベル4まで分かれています。その中でも、システムアーキテクト試験はミドルレベルのレベル4に該当しますので、非常に難しい試験だと言えるでしょう。

システムアーキテクト試験に受かることは可能?

難易度が高いシステムアーキテクト試験ですが、しっかり勉強を行い傾向と対策をきちんと行えば、合格することは十分に可能です。

ただし、やはり合格率が低い試験なだけあって、勉強してすぐに合格できるほど簡単な試験ではありません。試験範囲も広いため、正しい勉強方法でしっかり対策をしながら、時間をかけてコツコツと勉強することが重要です。

システムアーキテクトとは?

システムアーキテクトとは?
IT系国家資格の最高峰と言われるシステムアーキテクト試験ですが、そもそもシステムアーキテクトとはどんなものなのでしょうか?

ここではシステムアーキテクトとは何なのか、システムアーキテクトの資格を取るとどう役に立つのかを解説します。

システムアーキテクトとは?

システムアーキテクトとはシステム開発プロジェクトにおいて要件定義や設計などを行う専門家のことです。日本語に直訳すると開発設計です。

システム開発というとシステムエンジニアやプログラマーを想像するかもしれません。しかしシステムアーキテクトはそれよりも上級職のエンジニアを指し、システム開発や構築を行っています。

システムアーキテクトとして経験を積んだ後は、プロジェクトのリーダーやマネージャーとして活躍することも可能です。

システムアーキテクトの資格を取るとどう役立つ?

システムアーキテクトは高難度の試験ですので、資格を取るとハイレベルなスキルを持ったエンジニアとしてとても評価されます

また資格を取得することで、IT業界におけるキャリアや年収の向上が期待できますので、将来的に非常に役に立つ資格です。

システムアーキテクト試験の出題範囲や難易度は?

システムアーキテクト試験の出題範囲や難易度は?
それではシステムアーキテクト試験の出題範囲や難易度を見ていきましょう。

システムアーキテクト試験の出題範囲

システムアーキテクト試験はアーキテクト(建築家)というだけあって幅広い知識が必要です。
また出題範囲は広く、試験は午前と午後に分かれます
それぞれの試験範囲については以下のとおりです。

午前 「コンピュータシステム」「技術要素」「開発技術」「システム戦略」
午後 「契約・合意に関すること」「要件定義に関すること」「開発に関すること」「運用・保守に関すること」「関連知識」

出題範囲の詳細を見る

システムアーキテクト試験の実施形態について

システムアーキテクト試験は午前I午前II、午後I午後IIという形態で実施されます。

午前I

午前Iは基礎知識編で、応用情報技術者試験の範囲と大半が被っています。そのため、応用情報技術者試験に合格できる実力があれば問題はないでしょう。しかし考察問題が中心となっていますので、考察問題が苦手な方は応用情報技術者試験よりも難しいと感じるかもしれません。

午前II

午前IIは毎年出題される定番の問題が少なく、最新の技術もおさえておく必要があります。午前Iよりもさらに幅広い分野からの出題となります。

午後I

午後Iは大問4つから2つの選択式となっています。主に長文問題が出題され、記述式がメインですので、文章や図表から正しく情報を読み取る必要があります。

午後II

午後IIは論述問題です。基本的な文章力はもちろん、アーキテクトとして実際の要件定義や設計を行うつもりで臨む必要があります

システムアーキテクト試験の難易度について

システムアーキテクト試験は高度情報技術者試験の中でも難易度が高い方に属しています。合格率は過去10年間で平均15%以下と低く、システム開発に関する幅広い知識や経験が必要となる試験です。

また応用情報技術者試験に合格後、またはその他の高度区分試験に合格後、2年以内であれば午前の試験は免除されます。

勉強法のポイント

勉強法のポイント
難易度が高いシステムアーキテクト試験に合格するためには、勉強の仕方が重要となります。
ここでは勉強法のポイントを紹介します。
勉強法のポイントは以下のとおりです。

    • 参考書を使う
    • 過去問を解く
    • 学習サイトを利用する
    • 講座やセミナーに参加する
    • 資格の専門予備校に通う

参考書を使う

参考書にはそれぞれの分野についての知識や過去問なども豊富に掲載されているため、自己学習に適しています。おすすめの書籍を以下に紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

参考書を使う 参考書を使う
2023年度版 ALL IN ONE パーフェクトマスター システムアーキテクト システムアーキテクト 合格論文の書き方・事例集 第5版
  • 午前Ⅱ、午後I、午後Ⅱの対策が充実した参考書
  • 特に難問が多い午前Ⅱの対策が充実している
  • 論文が苦手な方でも安心
  • 論文作成のポイントや構成の立て方を分かりやすく解説
  • いろんな方の論文の作成例が紹介されている
  • 論文を書くのが初めての方にも優しい参考書

過去問を解く

過去問にふれることで試験の出題傾向や難易度を把握できます。また実際の試験時間に合わせて解いてみることで、本番を想定した練習をすることが可能です。過去問を繰り返し解いて問題に慣れることは、合格する上で非常に大切だと言えるでしょう。

学習サイトを利用する

近年ではインターネット上にも様々な情報があります。システムアーキテクト試験の勉強のポイントや過去問、傾向と対策など、検索すればすぐに情報収集できます効率的に学習サイトを利用しながら対策していくとよいでしょう。

講座やセミナーに参加する

その他講座やセミナーに参加するのもおすすめです。全国で多数実施されていますので、興味がある方はお住まいの地域で開催されていないかチェックしてみてください。講座やセミナーはオンラインでも開催していますので、遠方の方でも安心です。

資格の専門予備校に通う

資格の専門予備校に通うのもひとつの手段です。ご自分と同じモチベーションの方が周りにいると勉強に対するやる気が出ますので、専門予備校は最適な環境だと言えるでしょう。

システムアーキテクト試験に合格したいなら、資格の学校TACがおすすめです。
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まとめ

今回はシステムアーキテクト試験のおすすめの勉強法を紹介しました。

システムアーキテクト試験は難易度が高いと言われていますが、しっかりと勉強を行い、傾向と対策をきちんと行えば合格できます。

システムアーキテクト試験に合格すれば、IT業界におけるキャリアや年収の向上に繋がり、転職にも有利です。ご自分に合った勉強法を見つけて、合格を目指しましょう。

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