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日本語の挨拶が「こんにちは」だけではないように、英語にもいくつもの挨拶があります。
特にレベルの高い英語力が求められるビジネスシーンでは、シチュエーションに応じて”Hello.”以外のフレーズも使いこなせるようになっておきたいですよね。
そこで今回は、ビジネスで使える英語の挨拶・フレーズ21選を紹介します。
電話・メール・対面とシチュエーション別に紹介しているので、チェックしたらすぐに実践で使えますよ。
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電話で使えるビジネス英語の挨拶
まずは電話で使えるビジネス英語の挨拶を、電話をかける時・受ける時・取り次ぐ時の3つのシチュエーションに分けて紹介します。
①電話をかける時の英語の挨拶
- Hello. This is Yamada of ABC Corporation.
もしもし。ABC社の山田です。
日本での電話と同じように、まずは自分の名前と会社名を名乗ります。“Yamada”にはあなたの名前、”ABC”にはあなたが所属する会社名を入れてください。
対面で名前を名乗る際は”I am”が使われます。しかし電話やメールで名前を名乗る際は今回のように”This is”が使われます。
- May I speak to Mr.James ,please?
ジェームズさんはいらっしゃいますか?
個人の携帯・スマートフォンに連絡しない限り、話したい相手が直接電話に出ることは稀です。よって話したい相手を伝えて、電話を取り次いでもらいます。
他にも”I’d like to speak to Mr. James.” 「ジェームズさんとお話ししたいのですが」
- I’ll call you later.
後ほど連絡いたします。
相手が不在の場合は後でかけ直す旨を伝えます。相手にかけ直してほしい場合は”Could you tell him/her to call me back?”を使いましょう。
②電話を受ける時の英語の挨拶
- Hello, ABC Corporation. This is Yamada speaking.
もしもし、ABC社の山田です。
BtoBではなくBtoCの場合は上記のフレーズの最後に“How can I help you?”「ご用件をお伺いします」を付け足しましょう。
- Thank you for calling ABC Corporation. This is Yamada speaking.
お電話ありがとうございます。ABC社、山田が承ります。
1つ目の例文よりも丁寧な表現です。
③電話を取り次ぐ(保留する)時の英語の挨拶
- I transfer you to Mr.Takahashi.
高橋に代わります。
「〇〇に変わってほしい」と言われた場合、その名前を復唱します。
- Hold on, please.
お待ちください。
電話を保留にする直前に使用するフレーズです。
メールで使えるビジネス英語の挨拶
次にメールで使えるビジネス英語の挨拶を、メールの冒頭・メールの結び・メールでの謝罪の3つのシチュエーションに分けて紹介します。
①メールの冒頭に使える英語の挨拶
- Dear Mr.James
ジェームズ様
日本語の「様」にあたる表現です。メールでのみ使用されます。
- I hope this message finds you well.
お元気でお過ごしのことと存じます。
日本語のメールにおける「お世話になっております」と同じような形で使えます。
②メールの結びに使える英語の挨拶
- I look forward to hearing back from you soon.
お返事お待ちしております。
相手からの返事がほしい場合に使用します。カジュアルなメールで相手からの返信が不要である場合は“No Reply Needed”「返信不要」を使用しましょう。
- Thank you for your continued support.
引き続きよろしくお願いします。
両方の例文に言えることですが、相手の顔が見えないメールでは直接的に物事を伝えるのではなく、こちらの感謝や喜びを併せて伝えることが大切です。
- Best regards
よろしくお願いします。
“Thank you for your continued support.”を1段階カジュアルにした表現です。ビジネスシーンでもある程度関係がある相手に対して使います。
③メールの謝罪に使える英語の挨拶
- I apologize for my mistake.
間違いをお詫びいたします。
相手から何か問い合わせがあり、こちらのミスが発覚した際に使用するフレーズです。
- I am very sorry.
大変申し訳ありません。
こちらから間違いを伝える際に使用するフレーズです。この後に「〜の件で間違いがありました」と続きます。
対面で使えるビジネス英語の挨拶
最後に対面で使えるビジネス英語の挨拶を、初対面の場合・初対面ではない場合・久しぶりに会う場合・別れ際の4つのシチュエーションに分けて紹介します。
①初対面の相手に使える英語の挨拶
- Hello. I’m Yamada from ABC Corporation.
こんにちは。ABC社の山田です。
まずは名前と企業名を伝えます。実際の会話では”Hello.”の後に相手も”Hello.”と返事をし、そこから名前を名乗る場合が多いです。
- It’s nice to meet you.
お会いできて嬉しいです。
“It’s”を付けた方が”Nice to meet you.”よりも丁寧なニュアンスになります。
②2回目以降に会う相手に使える英語の挨拶
- Nice to see you again.
またお会いできて嬉しいです。
“again”を付け忘れてしまうと「以前に会ったことを忘れているな」と思われ、失礼になってしまいます。
- How have you been?
お元気でしたか?
初対面の際に多少打ち解けて、カジュアルとまでは行かないが、少しくだけた表現を使っても良いかなという際に使えるフレーズです。
③久しぶりに会った時の英語の挨拶
- It has been a long time.
ご無沙汰しております。
ビジネスシーンでも、特に目上の方に対して使う表現です。
- I haven’t seen you for a long time.
お久しぶりです。
“Long time no see.”「久しぶり」の丁寧な表現です。
- Good to see you again.
また会えて嬉しいです。
ビジネスシーンでも比較的カジュアルな場面で使える表現です。初対面時に良い関係を作れた方と2回目以降に会う時などに使えます。
④別れ際に使える英語の挨拶
- It was nice to see you.
お会いできてよかったです。
別れ際に使える英語の挨拶の中で最も汎用性が高いフレーズです。”nice”を”great”に変えても同じ意味になります。
- Take care of yourself.
お気をつけて。
“Take care.”「気をつけてね」の丁寧な表現です。
英語の挨拶を覚えてビジネスを円滑に
ビジネスで使える英語の挨拶・フレーズ21選を紹介しました。
今回紹介したフレーズを、電話・メール・対面といった場面で早速使ってみましょう。
そして「どのフレーズを使うんだったかな?」と疑問に思う度に、このページを訪れてみてください。