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未経験でもOK!ITエンジニアとして成功するために知っておくべき”たった3つ”のポイント

最終更新日 : 2023.02.06

目次

今回は未経験からITエンジニアを目指す方向けに、ITエンジニアを目指すべき理由や学習方法、ITエンジニアとして成功するために知っておくべき3つのポイントをご紹介します。
最初に結論から解説すると、未経験からITエンジニアになる為のポイントは次の3つです。
「未経験OKの求人傾向を把握する」、「無料のプログラミング学習を試す」、「自分のキャリアプランを決める」それでは詳細を解説させて頂きます。

未経験OKの求人を見極めるコツ

ポイント一つ目の「未経験OKの求人傾向を把握する」を解説します。

未経験での転職を考えるにあたって「未経験歓迎」と書かれている求人を見かける事があると思いますが、こういった求人は信用しても良いのでしょうか?
未経験歓迎や未経験OKという求人には主に次の2種類の意味があります。

一つはITに関して何の知識も経験もない、全くの未経験OKという場合と、もう一つはITリテラシーはある程度あるけどIT業界で働いた事がないという未経験です。
未経験OKという言葉は同じですが、企業によって募集している未経験の意味合いが違う事があるので注意が必要です。

求人情報の読み方

基本的な求人情報の見方について解説させて頂きます。
似たような言葉でも意味が全く違う事が多々あるので、分からない方はこれを機会にしっかり確認をして欲しいと思います。

週休二日・完全週休二日の違い

週休二日制はひと月のうち最低1週は二日休めるという意味で、完全週休二日制は毎週2日休めるという意味です。

手取りと額面の違い

手取り金額というのは所得税や住民税、社会保険などを差し引いた後の手元に残る金額の事です。

一方額面金額は各種税金や社会保険などを差し引く前の金額で、会社が貴方に支払う給与の総額となります。
手取り額は額面の75%〜85%が目安であり、額面金額が増えるにつれて累進課税で税率が上がり、税額の割合が増えていきます。

社会保険

社会保険とは被保険者・被扶養者が病気をや怪我、出産や高齢、介護、失業、労働災害などのリスクに対して生活を保障する公的な保険制度です。
健康保険、厚生年金保険、介護保険、雇用保険、労災保険の5つの保険の総称です。
この中で健康保険、厚生年金保険、介護保険の3つを指して社会保険と呼ぶ場合もあり、雇用保険と労災保険を纏めて労働保険と呼ぶ場合もあります。
「社会保険完備」と記載されている求人は上記の公的な保険制度に加入できるという意味です。

年俸制

年俸制は年間で支給する給与を予め決めて、その年俸を12ヶ月で割った額を毎月支払うというシステムです。
例えば年俸600万円であれば毎月の給与は50万円になります。
会社によっては年俸+インセンティブという場合もありますが、ボーナスの支払いは無く、毎月の給与が一定となるのが年俸制です。

みなし残業

みなし残業は実際の残業時間に関わらず、予め決めた時間を残業したものとみなすものです。

ITエンジニアにとって特に重要な項目とは?

未経験からITエンジニアになる上で特に重要な項目は以下の通りです。
ITエンジニアとして転職を成功させる為には次の項目は必ず抑えて頂きたいと思います。

未経験なら重視すべき?研修の有無

入社後に研修が用意されているかどうかを確認しましょう。

未経験OKの会社の特徴としては、人手不足で本当は即戦力になる経験者を雇いたいけど、優秀な人材はひっぱりダコで採用するのが難しいという背景があります。

採用ハードルを下げて未経者でも採用する会社で研修制度がある場合は、未経験でも社内で人材を育てていく事を考えている会社となります。

一方、研修制度が無い会社は誰でも出来るような雑用ばかりをやらせる傾向があって、エンジニアとしての経験が全く積めないという会社も一定数あるのが現実です。

離職率の高い会社には注意

言うまでもありませんが離職率が高い会社は注意が必要です。
就職四季報などに掲載されていますが、会社側からすると余り公表はしたくない情報なのでご自身でもSNS等を使って調べてみましょう。

また、従業員の平均年齢にも注目してみてください。
例えば平均年齢が20代の会社は、ライフワークバランスが重視される30代や40代が余りいない会社なので、ハードワークで離職率が高い可能性があります。

ベンチャー企業の場合は若手が多くなりがちですが、平均年齢は離職率が高いかどうかを判断する一つの指標にはなると思います。

求人内容の具体性

求人内容に「やりがいがある仕事です」「アットホームな職場」「色々な業務を経験できます」など、具体性に欠ける内容が記載されている場合は要注意です。

具体性のない求人は入社後にどんな仕事を任されるか不明で、誰でも出来る雑用ばかりでエンジニアとしての経験を全く積めない可能性があります。

プログラミング学習の始め方

ここでは2つ目の「無料のプログラミング学習を試す」について解説をさせて頂きます。
プログラミングの学習方法はオンラインスクールやオンライン学習サイト、書籍等、たくさんありますが、未経験者の場合はどんな学習方法が良いのかを紹介させて頂きます。

オンライン学習サイトを利用しよう

結論から言うと初心者の方にお勧めなのはオンライン学習サイトとなります。

オンライン学習サイトは無料から月々1000円位の費用でプログラミングを学習出来るサービスです。
オンラインの為、学習する場所や時間を自由に選ぶ事が出来るのも魅力の一つです。

学習サイトの場合は費用が安価な為、フォロー体制についてはオンラインスクールと比べて手薄になります。
但し費用が安い分、プログラミングが全くの初心者でも気軽に始める事が出来る為、初心者にお勧めな学習方法となります。

プログラミングを無料で学習出来るおすすめサイト10選!独学のコツは?

オンラインスクールは学習サイトとどう違う?

オンラインスクールと学習サイトの違いはフォロー体制と費用となります。

オンラインスクールの場合は3ヶ月から半年の期間で数万円から100万円近い費用が掛かるのが一般的です。
学習サイトと比べて費用が割高になる代わりに、分からないところを質問出来たり、転職や副業案件
の保証があったりします。

いきなり高額なオンラインスクールに申し込むのではなく、安価なオンライン学習サイトから学習を始めて、プログラミングに慣れて来たらオンラインスクールを検討するというのがお勧めです。

各職種で必要なスキルとは?

ITエンジニアと言っても職種は様々です。
目指す職種によって必要なプログラミングスキルは異なる為、先ずはどんな職種に就きたいかを考える必要があります。
以下は代表的な職種に必要なプログラミング言語について解説させて頂きます。

フロントエンドエンジニア

フロントエンジニアはWebサイト等でユーザーが目にする部分や操作する部分を開発するエンジニアです。
Webデザイナーが作ったデザインをWebサイト上で見れるようにコーディングをしたりします。

代表的な言語はHTML・CSSという言語でHTMLはWebページを作成する為の言語で、CSSはHTMLで作ったWebページの装飾をする言語となります。
その他にWebサイトにアニメーションを付ける為に使う言語がJavaScriptという言語で略してjsと言われたりもします。

バックエンドエンジニア

バックエンドエンジニアはWebサイトの裏側の処理を設計・保守・開発するエンジニアです。
例えばログイン機能や会員情報を登録する為のデータベース設計などを開発したり構築したりします。

代表的な言語としてはPHP、Ruby、Java、Pythonなどが有名で、いずれの言語もWebアプリケーションを開発出来るプログラミング言語となります。

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアはインターネット通信の設計・構築・運用・保守をするエンジニアとなります。

情報システムを動かす為の基盤を作る職種である為、プログラミングをする機会は少ない職種で高度なプログラミングスキルは求められません。
最初はマニュアルに沿った作業をする事が多い為、他のITエンジニアと比較して未経験可の求人が多いのも特徴です。

AIエンジニア

AIを開発するエンジニアです。
画像処理や自然言語処理などのAIモデルの構築をする職種です。

機械学習やディープラーニングを活用しながらデータの分析を行い、AIを構築するのが主な仕事です。
言語としてはPythonを使いますが、プログラミング言語以外に統計学などを学ぶ必要があります。

自分のキャリアプランを決めよう!


ここからは3つ目の「自分のキャリアプランを決める」を解説します。
前述で解説した求人情報を見たり、プログラミングの学習方法を試した上で、どんなITエンジニアになりたいかを決めてください。

目指すITエンジニアを決めずに学習を進めるのはゴールのないサッカーをするようなものなので、勉強だけで終わってしまい、ITエンジニアになるという目標に辿り着けません。
学習については実際に手を動かしながらコードを書いたり、複数のプログラミング言語を横断的に試してみるのもオススメです。

貴方の興味関心がどこにあるかを確認する為にも、広く浅くで良いので色々試して、キャリアプランの方向性を探ってください。

自分の状況や目標を整理しよう!

ITエンジニアになる為のキャリアプランを考える前に貴方自身の状況や目標を整理しましょう。

まずはIT業界全体の事を把握すると良いと思います。
ITエンジニアの職種や平均年収、働き方や仕事の内容、業界全体の事などをSNSやYoutube、ネットを使って調べられる範囲で調べてみましょう。

学習サイトを使ったプログラミング学習については自分はどんな開発をしたいかや、学習がし易いと感じる言語はどれかなどを確認すると良いと思います。
貴方が仕事をされている方なら半年から1年位の期間を定めてITエンジニアになる為のスケジュールも考えてみて下さい。

ITエンジニアになる為にはスキルを身に付けてポートフォリオを作る必要がある為、継続的な学習をする為の「時間」を確保する必要があります。
エンジニアになった後もテクノロジーは日々進化をしていく為、新しい技術などを学習し続ける必要があります。

継続的な学習習慣を身に付けるという意味でも、1日当たりどれくらい学習時間を作る事が出来るのか?1週間単位ではどれくらいか?1ヶ月後にはどれくらいまで学習が進むのかを考えてみましょう。
仕事をしながら学習をしていくのは用意な事ではありませんが、日々の生活を見直して、隙間時間なども利用すれば働きながらでも1時間〜3時間位は学習時間を捻出する事が可能です。
先ずは1日単位、1週間単位で何にどれくらい時間を使っているかを確認してみましょう。

ITエンジニアのキャリアプラン例

ITエンジニアになる為のキャリアプランは色々ありますが、一例として紹介をさせて頂きますので参考にして頂ければ幸いです。
以下の4つのステップを踏みながら並行して隙間時間などを使ってIT業界の情報や求人募集などをチェックすると良いと思います。

パソコンを買う

ITエンジニアになるのであれば自分のPCは必須です。

プログラミングが目的の場合は必ずしもハイスペックなPCである必要はありません。
目指している職種はどんなPCを使っている事が多いのかを調べて購入をすると良いと思います。

インターネット環境も必須となりますので契約してない方は契約をしましょう。
外出先で学習するケースが多くなるのであれば携帯でテザリングをしたり、ポケットWi-Fiも検討すると事をお勧めします。

オンライン学習サイトで学習を始める

先ずは無料や月額1000円前後のオンライン学習サイトでプログラミングの学習を始めましょう。
始めの一歩を踏み出すのが大切なので、いきなり高額なプログラミングスクールを始めるのではなく、手軽に始められるサービスから始めるのがお勧めです。

プログラミングスクールで学ぶ

プログラミングの基礎を学習できたら転職支援などがあるプログラミングスクールを検討してみましょう。

転職には自分のスキルを証明するポートフォリオや副業案件の実績などが必要になってきます。
オンライン学習サイトだけでポートフォリオを作ったり副業案件を獲得するのは難しいのが現実なので,プログラミングスクールを利用するのがお勧めです。

転職活動をする

ポートフォリオを作ったり、副業案件などの実績を作ったら転職活動をしましょう。
スクールの斡旋を利用するのも良いと思いますが、自分で転職サイトに登録をして転職活動するのもお勧めです。

市場価値の高いエンジニアとは?

例えばフロントエンジニアとして高い専門性を持ちながら、幅広い分野に精通すると市場価値が高いエンジニアとして評価され易い傾向にあります。
IT業界に限らず、DX人材の需要は益々高まっていくので、ITエンジニアとしての専門性を高めつつ、テクノロジーを使ってどのような価値を会社や社会に提供出来るか?という事を考えて実行できる人材を目指しましょう。

スキルアップ・キャリアアップの方法

スキルアップの方法やキャリアアップの方法については以下の記事も参考にして頂ければ幸いです。
前述よりも更に詳しく情報を纏めています。

無料のオンライン学習サイトを利用してみよう!

オンライン学習サイトはたくさんありますので、何から始めたら良いか分からない・・・という方は参考になると思います。

【最新】プログラミングを無料で学習できるおすすめサイト10選!独学のコツは?

オンラインスクールは学習サイトとどう違う?

前述でも解説はしていますが更に詳しくオンラインスクールについて纏めた記事となります。

【最新】おすすめのプログラミングスクール比較ランキングTOP15!選び方のコツもご紹介

資格の取得を目指すのもおすすめ!

貴方が目指す職種によっては情報関係の資格を取得するというのもITエンジニアになる為の一つの手段となります。
情報関係の資格はたくさんあって、難易度もマチマチである為、ただ単に資格を取得するのではなく貴方が目指す職種に関連するような資格を検討すると良いです。

未経験からIT転職をする方におすすめの転職サイト・転職エージェント

転職活動をする上で転職サイトや転職エージェントの利用は必須となりますが、ここでご紹介をするのはIT業界に強い転職サイト・転職エージェントのご紹介になります。

レバテックキャリア


レバテックキャリアは15年以上にわたりITエンジニアやWebデザイナーの求人に特化した転職エージェントです。

年収交渉が強い事でも有名で、利用者の約60%以上が前職の年収よりUPを実現しています。
内定獲得まで2〜3週間かかる事が一般的ですが、レバテックキャリアでは最短1週間で転職先が決定した実績もあります。

Geekly


GeeklyはIT・Web・ゲーム業界の求人情報をメインに扱う転職エージェントです。

独占求人が多い事が有名で、Geeklyでしか紹介を受けられない求人がたくさんあります。
また、GOOD AGENT RANKING(2020年10月1日〜2021年3月31日)で430社を超える転職エージェントの中で総合部門1位を獲得という実績もあります。

Green


GreenはIT・Web業界特化型の転職サイトです。
スタートアップやベンチャー企業を中心とした求人情報が豊富で、応募予定の企業の社員と話ができる機会も作ってくれるので、社内の雰囲気などのリアルな企業情報を得る機会が多い転職エージェントです。

その他にもIT業界に強い転職サイトはたくさんあります。
こちらの記事をどうぞ「おすすめのエンジニア転職サイト26選!キャリアアップ成功のコツは?」

まとめ

IT業界は人材が不足していて、今後もテクノロジーの進化により益々需要が伸びる業界です。

決して楽な仕事ではありませんが、ゆくゆくはDX人材として企業や社会の問題解決をしていく事も可能なので、収入UPやより上流の仕事ができる可能性を秘めた業界です。
IT業界に興味を持っているなら、ぜひ挑戦をして欲しいと思います。

最後まで読んで頂き誠にありがとうございました。

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