2023年6月27日更新

データベーススペシャリスト試験

データベーススペシャリストとは、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が行っている情報処理技術者試験の一つで、データベースの企画・要件定義・開発・運用・保守と総合的な内容の専門知識が問われる国家資格です。

4段階で設定されている難易度のうち、最上位のレベル4に位置づけられている試験であり、日本で実施されているIT系国家資格の中で最も専門性の高い高度情報技術者試験に分類される資格試験です。

令和2年試験の合格率は15.8%で、単に実務経験がある人というだけでは合格することが難しい難関資格です。
一方で、この資格保有者は年収1000万を狙えると言われており、データベース管理者はもちろんのこと、インフラエンジニア、アプリケーション開発者でキャリアップを目指したい人にはおすすめの資格と言えます。

試験時期
年に1回(秋期:10月第3日曜日)
試験時間
試験は「午前Ⅰ」「午前Ⅱ」「午後Ⅰ」「午後Ⅱ」の4つに分かれています。
出題形式
午前 I 試験:多肢選択式(四肢択一)
※共通問題
午前 II 試験:多肢選択式(四肢択一)
午後 I 試験:記述式
午後 II 試験:記述式
出題数
午前 I 試験:出題数 30問/解答数30問
午前 II 試験:出題数 25問/解答数25問
午後 I 試験:出題数 3問/2問
午後 II 試験:出題数 2問/1問
配点/基準点
午前・午後試験
各100点満点/各50点
問題別配点割合
午前 I 1問 各3.4点
午前 II 1問 各4点
午後 I 3問(2問解答)各50点
午後 II 2問(1問解答)100点
受験手数料
5,700円
※「情報処理の促進に関する法律施行令の一部を改正する政令」により受験手数料が改定されました。
出願時期
[秋期]
案内書・願書配布……7月上旬から
願書受付終了……8月中旬
お問い合わせ
情報処理技術者試験センター
TEL:03-5978-7600
IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

2004年に設立された経済産業省所管の独立行政法人です。独立行政法人は、国民生活及び社会経済の安定等の公共上の見地から確実に実施されることが必要な事務及び事業を実施する役目を担う、各府省から独立した法人格です。

 

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