親子でくるまマイスターデー!「日産ヘリテージコレクション」見学ツアーレポート
「日産ヘリテージコレクション」特別見学ツアーを開催!
先日、2015年11月29日に開催される第3回「くるまマイスター検定」親子向け早期申込特典として、神奈川県座間市の「日産ヘリテージコレクション」を親子で見学する特別ツアーを行いました。
「日産ヘリテージコレクション」とは…
これまで日産自動車が生み出してきたクルマの中から、現行車につながるものや技術的革新をもたらしたもの、モータースポーツで活躍したもの、歴史上エポックメイキングなものを、貴重な財産として大切に保管している場所です。
古いものでは1930年代の生産車から歴代のレースカーまで、日産のオンロード、オフロード両面の歴史を物語るクルマなど総勢約400台の記念車を所蔵し、うち常時約300台を展示しています。
多くの人に愛された名車のほか、モータースポーツで優秀な成績を収めたクルマや、世界初・日本初の技術を使用したクルマ、東京オリンピックで聖火を運んだクルマ等、話題性や希少性の高いモデルも含まれます。
さらに、展示車の約70%は走行可能な状態を維持し、クルマの心臓であるエンジンもいつでもかかる状態に整備しているというから驚きです。
通常は平日のみ予約制で見学可能ということで、クルマ好きでもまだ知らない人や行ったことが無い人が多く、知る人ぞ知る憧れの場所です。
今回はくるまマイスター検定受検者のため、特別に土曜日に見学をさせていただきました!
自動車ジャーナリストが案内!
当日は抽選で選ばれた10組20名の親子に向けて、自動車ジャーナリストの石川真禧照氏(日本自動車ジャーナリスト協会副会長兼日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員)に特別ガイドをしていただきました。
所蔵されている約300台のクルマを前に、それぞれの時代背景や開発秘話、石川氏ならではの実体験などを解説してくださいました。
エントランス
エントランスからさっそく名車たちがお出迎え!
「ケンとメリーのスカイライン」というキャッチフレーズで大人気となった4代目スカイライン、ケンメリ。
わずか197台しか生産されていない「幻のGT-R」です!!
展示スペース
展示スペースに足を踏み入れると、広いフロアに約300台の日産車が整然と並び、その光景は圧巻。思わず息をのみます。
施設内は1930年代から年代ごとに並ぶエリアと、レーシングカーが並ぶエリアの、大きく2つに分かれています。
ツアー後は自由見学や質疑応答も行い、クルマへの理解を深めていただきました。
いやあ、いくら時間があっても足りないです…みなさん名残惜しそうでした。笑
時代を築いた名車の数々
「日産ヘリテージコレクション」に展示されている、自動車界の歴史を築いた名車を、ほんの少しだけご紹介。
ダットサン
DATの息子という意味を持つDATSON(ダットソン)が、SON=日本語の“損”に通じ縁起が悪いということで、太陽のSUNに変えたことが車名の由来といわれています。
フェアレディ
フェアレディZの源流、ダットサンブランドで販売したスポーツカー!
スカイライン
スカイラインは長い道のりを気持ちよく走るグランドツーリングの歓びを体験できるクルマとして誕生しました。
サニー
日本のマイカーブームは初代サニーの登場で幕を開けたと言っても過言ではありません。
シルビア
3代目や5代目は当時のデートカーとしても大活躍しました。
ブルーバード
マイカー時代に「幸せを運ぶ青い鳥」というコピーで登場した、国産小型車初の5人乗りセダン。
ここでご紹介したのはごく一部です。全貌は、ぜひ皆さん直接見に行ってください!!
大人も子供も大満足!
参加いただいた皆さん、大満足でツアー終了!
今回のツアーでは、お子様より興奮して楽しんでいる保護者の方が、たくさんいらっしゃいました(笑)。次回は大人向け企画もあるかも…?
もちろん、お子様のクルマに対する興味関心も広がったようです。
「自分がどうしても参加したくて娘を誘った!」というお父さんは、思いのほか楽しんでいらっしゃるお子様の姿を見て、「よい機会になった」と語ってくださいました。
次回はトヨタ博物館!
くるまマイスター検定では2015年9月23日(水・祝)に同様の見学ツアーを「トヨタ博物館」(愛知県長久手市)でも行います。
残念ながら募集は終了いたしましたが、今後もこのような機会を設け、クルマの楽しさをお伝えしていきます。
なお、第3回くるまマイスター検定では他にも豪華な受検者特典がまだまだございます!こちらもお見逃しなく!